UIFlowからでしかMLX90640を扱えなかったのですが、試行錯誤した結果エラー続きだったArduino IDEからのコンパイルが出来るようになりました。
この記事ではArduino IDEからM5StackへMLX90640のスケッチをコンパイルできるようになる方法を書き残しておこうと思っています。
初心者の方がうまくコンパイルできない、動かないなどで困っているなら参考になるかもしれません。
わたしがつまづいた症状はコンパイルするとSerial.Println()なんたらとエラーが出てしまう所です。
解決策はコンパイルしてエラーになる2ヶ所をコメントアウト、
または削除することでコンパイルが止まるほどのエラーがなくなりました。
Print関連なら消しても問題ないかなと思って消してみたら解消されたわけです(°▽°)
わたしの開発環境
OS | Windows10 Personal |
マイコン | M5Stack BASIC |
IDE | Arduino IDE18.1.5 |
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使っているモジュールは
Qwiic – MLX90640搭載 赤外線アレイモジュール(FOV110°)
です。
わたしがSampleで動かしたいコードはgithubの
にあります。
具体的な方法は上記でダウンロードしたZIPファイルを解凍。
ファームウェアフォルダのSample1内に、MLX90640_I2C_Driver.cppというファイルがあります。
Arduino IDEで開いて以下を修正します。
48行目
Serial.println(“No ack read”);
と
95行目
Serial.Println(“Error: Sensor did not ack”);
をコメントアウトして保存します。
あとはIDEからボード設定して、.inoファイルを開いてコンパイルを実行。
あとはM5Stackへ書き込むだけです。
これで動作などを確認できるようになりました。
終わりに
わたし自身がそこまで詳しいわけではないので説明ができません。
これで不具合があるかもしれませんが、MLX90640を動かして使えるようになりました。
どうにかしてArduino IDEで開発を進めたい方は試してみてはいかがでしょうか
試行錯誤して自分の作りたいモノを完成できたらいいですね(*´ω`*)
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