自宅で手ザルなどを使って焙煎をしていると、温度管理について悩むことがありませんか?
大型の焙煎機などには備えついてますが、小さなものにはついていません。
ましてや直接バキッと温度計を突っ込むなんてのも現実的ではない。
この記事では1つの解決策を紹介します。
結論から言いますと、離れた場所から温度を測れる赤外線温度計を使う、です。
これにより、だいたいではありますが外で焙煎するときの目安を知ることができるようになります。
1ハゼや2ハゼのタイミングがこの温度計により、「そろそろかな」みたいなだいたいの感ではなく、もうすぐ始まるとわかるようになります。
赤外線温度計とは
こんな感じのものです(゚ω゚)
くわしい詳細は省略しますが、非接触でモノの温度がわかる装置と言えばわかりやすいと思います。
コロナになってからは一気に普及して、今ではみる機会が多くなっていますね。
お店に入る前に、ハンドガンのように持って手のひらやおでこにあてて使うあれです。
あのピピッと計れる温度計を焙煎に使っています。
1秒程度で温度を知ることができて便利です。
値段も高くないので入手しやすいのもうれしいポイント。
焙煎時の使い方
コロナが流行する前から使っているやり方です。
たまたま中古販売店で未使用品を手に入れてから使っています。
ざべしーが使用しているものは最高600℃まで測ることができるものを使用してます。
正直600℃までは必要はありませんが(°▽°)!
注意する点はおおよその温度であることです。目安として使う方法が正しいと思います。
温度を測定するさいのポイント
使い方は生豆に直接赤外線をあてて温度を測るだけです。
このような感じで豆に向けて測定します。
スイッチを押すとピッと音がして温度が表示されます。
押しっぱなしでも使用は可能で、その場合更新されながら温度が表示されます。
ポイントは直接焙煎中の生豆の表面温度を測るということです。あるていど誤差はありますが、
- 1ハゼの目安になる180℃
- 2ハゼの目安になる200℃
の目安がわかるようになります。
そのほかにも1分おきに豆の温度をモニターすることで、焙煎のデータを知ることができます。
これらデータを記録しておけば、次回も似た味に近づけることができるようになります。
運任せな焙煎が減り、データを使った試行錯誤で好みの味へ近づけることが可能です。
工夫することで業務用でなくても、アナログな方法ではありますが温度を知ることができます。
手ざるのような手で振って焙煎するものから、回して焙煎するサンプルロースターのようなものまで使えます。
手回し式のサンプルロースターはテストスプーンを入れる穴から測れます。このばあい中の生豆にあてにくく、場所によって温度が低く表示されたりします。
なのでわたしは何度か測定した平均値や中央値を使ってます。
電動式は温度計が内蔵されているものがあり、赤外線温度計で測る必要がなかったりするので確認してください。
最後に
焙煎時の温度を知るひとつの解決策として、赤外線温度計を使った焙煎時の計り方を紹介しました。
試行錯誤して、美味しい珈琲豆を作って楽しみましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました。
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