肉眼で見えない世界、みたくないですか?
学校で顕微鏡を使って小さな世界を見たことがあると思います。
大人になったらそのような機会は無くなりますよね。
しかしながら手軽に見れるなら興味はあると思います。
ざっくりと言えば顕微鏡カメラといえばわかりやすいと思います。
デジタルカメラの接写以上の世界を手軽にスマートフォンやタブレット、パソコンでじっくりと観察できます。
大人の自由研究にはぴったり。
中身はこんな感じです。
- 本体
- WiFiユニット
- 充電ケーブルと変換アダプター2種
- スポイトとシャーレ2個
- クロス1枚
- サンプル用のプレパラート5枚
- 収納用のポーチ
マイクロスコープでの撮影の例
カメラのマクロ以上の世界を見てみたいと思い勢いで購入。
このマイクロスコープで見れる例はこちら。
サンプルのプレパラート
小物入れの表面の接写。こんなふうに織り込まれているんですね(゚ω゚)スゲェ
こんな感じに見ることができます。
写真は1300万画素、動画は800万画素数で撮影できます。
分解能は2μm。
倍率は30-1000x。
接続はUSB-Cケーブルです。
メリット
小型軽量
小型で持ち運びが楽。バッテリーがあるのでアウトドアでも観察できます。
大きな顕微鏡を用意しなくても、手のひらサイズで1000倍の拡大ができるのは魅力。
綺麗に撮影
4K画質で録画、写真撮影ができるので綺麗に記録に残せます。
パソコンにつないで据え置き撮影も可能。MacでもQuickTime Playerから録画などが可能です。
スマホやパソコンで見れる
付属のWiFiBoxというユニットを接続すれば、スマホやタブレットで見ることができます。
大画面で拡大したものを見れるのは使い勝手が良いです。
スマホなどで見る場合は事前に専用アプリをインストールしてから、
- 一度接続する側のデバイスのWiFiをOFF
- WiFiBoxの電源をON
- 接続する側のWiFiをONにしてSCOPECAM_XXXX (XXXXは固有の番号)へ接続
- アプリを起動してSCOPECAMを選択
で映像を見ることができます。
エラーが出る場合はもう一度上の動作をしてから接続すると解消されました。
デメリット
- 無線接続が切れやすい。
- 対物レンズ側に見たいものを向けないといけない。
- 防水ではないので、水の入ったプレパラートを扱うときに注意が必要。(私は本体をひっくり返して使っています。)
- マニュアルでフォーカスを合わせられない。
2ヶ月使っての感想
2021年7月現在、無線接続するとたびたびデバイスとの接続エラーが起きて、少々使いづらかったんですが、アップデートがあってからは安定して使いやすくなりました。
他に贅沢をいえばオートフォーカスでしかピントを合わせられないので、マニュアルで移動できる機能が欲しかったです。
それらを差っ引いても小型軽量はありがたいです。
今までは学校にあるような古い顕微鏡を使って観察していました。
しかしながら重くて用意が面倒だったので持ち出す回数は増えています。
見たいときに手軽に使えるのは強みです。
2万円以下で手に入るのも◎
子供の自由研究にも使えそうですね。
以上マイクロスコープのレビューでした。
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