しばらくディープラーニングなどの学習が楽しくブログの更新すら忘れていたざべしーでした。
息抜きにクラウドファンディングのサイトをみていたら、以前気になっていた3Dスキャナーがアマゾンで販売されていることを知りました。
10万以下で手にはいる3Dスキャナーの中では色々できてユニークだったんです。
気がついたら手元にありますね(・w。 )?あれ
3Dスキャナーといえばハンディータイプだと100万を超えるようなものがゴロゴロしているお高いもの。
このPOP3は据え置きでも手持ちでも使えて、スマートフォンやパソコンからも使えるユニークなタイプ。
今回はこのユニークな3Dスキャナーを紹介したいと思います。
セットの中身
この中に以下が入っています。
本体
この小さい三脚はチョットだけ背伸びができます。
本体にはマニュアルも付属し内容物にUSBメモリーと黒の手袋があると記載されていますがありません。
中身はこちら
POP3本体
三脚
USB3.0==USB-Cケーブル
USB3.0==USB-Aケーブル
スキャンサンプルのオブジェ
黒のビニール
マーカーシール
が入っています。
回転台
追加で購入。回転台自体ないので。
メーカー製の回転台にはアダプターが付属していました。
この他にもコンセントの形状が変えられるパーツが2つ入っていましたが使うことはなさそうなので撮ってません。
スマホホルダー
こちらもメーカー製のスマートフォンホルダー。POP3を接続するアタッチメントが付属していました。
これで合体して使うことができます。
使い方
使い方はマニュアルにあるとおり。
アプリをインストールして、POP3と接続します。そしてアプリを起動してスキャンをします。
iPhoneの場合
接続方法はよくあるそのユニットからアクセスポイントを飛ばしてパスを入力して接続するタイプではありません。
公式通りにやると接続できます。
事前にアプリをインストールしておきましょう。
方法はインターネット共有を使ったやり方でした。
設定で自身の名前をPOPに変更します。
その後パスワードも公式通りに変更。
インターネット共有をオンにした状態で、POP3に電源を供給。アプリを起動すると確認のダイアログが出るので接続すると使用できます。
あとはスキャンを実行するだけです。
パソコンの場合
公式からOSにあったバージョンのファイルをダウンロード。
アプリはUSB版を選択したのでケーブルをAにして接続するだけで完了です。
ただアプリをダウンロードする際にアンケートが前面に出てきて先に進めませんでした。
アンケートを入力して先に進む。が進めない。
私はiPhoneからURLをコピーしてそのダウンロードした階層へ飛んでダウンロードを済ませています。
スキャン結果
回転台に乗せてぐるっと回してスキャン。
こんな感じにスキャンできました。
写真で言うとシャープさがなくソフトな感じ、に今回スキャンできました。
近くに寄ってスキャンすると今より鮮明になりました。
素人でも簡単にスキャンできました( ´∀`)
やり方次第でもっときれいにできる余地を感じます。
気づいたことや注意点など
小さ過ぎるとスキャンできない
小さ過ぎるものをスキャンしようとしていると失敗を多発。
接続しているマシンのスペックが低いからかなと思いましたら違いました。
最低は30*30*30㎜で3㎝以上。
それはミスしたりフリーズしたりしますね。勘違いでした。
手のひら大のオブジェクトを置いたら問題なくiPhoneXでもスキャンできました。
親指以下の小物をスキャンするのはやめましょう・w・
写真がありませんがカラーもスキャンできるようですね。面白い。
倒れやすい
付属の三脚とホルダーを組み合わせて角度をつけると、角度によってはセンサーの重さに耐えきれずに倒れたりしました。
バランスを見ながら倒れないように使用した方がいいと思いました。
外でなくてよかった・w・
照明を追加するとスキャンが安定
POP3の下にLEDライトなどで補助してスキャンをすると失敗が減りました。
使ってみた感想
使ってみて技術がいるな( ・∇・)と思いました。
付属していたオブジェをスキャンして練習をして他のスキャンに挑戦してみましたがなかなか上手にスキャンができません。
円柱形の物体をスキャンしてみたら反面しか出来なかったりしました。
背景までスキャン範囲がおよぶと失敗しやすいです。
アプリの設定で調光を自動から手動に変えて調整することでスキャンの精度が向上。
他に親指より小さいと失敗しやすいです。
スキャンに向いているものとそうでないものが使っているうちにわかってきたら、スキャンの技術が向上してきました。
これについては少し分かったことをまとめてます。
透明だったり黒かったりするとうまくスキャンができないのでテクニックが必要なようです。
iPadのLiDARより精度は高く感じました。
と悪い面が多くなりましたが
テクニックや慣れはいるものの、簡単にスキャンできることには変わりありません。
機器のフタを1周半くらい回してスキャンしただけでもこんなにキレイ( ^ω^ )
スキャンがビシッと決まったときは綺麗に出力できるので、3Dプリンターで造形しても楽しそう。
ほかに小型軽量で持ち運びやすく片付けやすいのと、すぐに使えるのは便利。
円柱や立方体のようなものはスキャンするより作った方が早い気がします。
が、人や凹凸が複雑なものはスキャンする方が正確でした。
どのような構造なのか、素人でも色々と見たり割ったりできるので勉強にもなります。
今はPOP2という大幅にバージョンアップしたものがクラウドファンディングで紹介されています。
現在のスキャンの細かさは0.3㎜ですが最新では0.1㎜へ強化されています。
6軸ジャイロセンサーでさらに認識しやすくなっていたりとさらにワクワクしますね。
それまでに使い方に慣れておこいかなと思います。
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