低価格で小型で色々できるマイコンが増えてきていますね。
Raspberry Piのように大がかりでなく、電源を挿したらすぐにプログラムが動くPicoのようなものは魅力的。
検索すると使い方がわかりやすく紹介されているので、使うのに困りません。
しかしパソコンを使ってIDEから操作するデモの場合が多いとおもいます。
PicoはArduino Unoなどと同じように、単体で動くようにする方法があったので記録を。
バッテリーとPicoとセンサーなどをつけるだけで、パソコンいらずで動かすことが可能です。
単体で動かすには、
- uf2ファイルというものを、Picoをファイルの書き込み可能なモードにした状態でコピーする
- IDEなどでファイルを書き込む
ことで可能になりました。
この記事ではその方法を紹介したいと思います。
開発環境
使っているOSはWindows10。
マイコンはPicoで説明します。
Windowsでの方法
Micro Pythonで記述して書き込む
Micro Pythonを使って記述をする方法のひとつに、Thonnyを使った方法があります。
公式からファイルをダウンロードしておきます。
インストールが終わったら起動。
MicroPythonでの記述が終わったら書き込みます。
書き込みする場合はsave asからPicoを選択して書き込むだけです。
マイコンを再起動したら電源を入れると単体で動作できるようになりました。
ふたつめに紹介するのは、
その他、uf2ファイルを作る方法としてひとつ紹介するのは、Arduino IDEを使う方法です。
Arduinoで書き込む
事前にArduino IDEをダウンロードしておきます。
Arduino IDEからバイナリーファイルを作る
ArduinoはCやC++に近いArduino言語を使います。
Arduino IDEを使って作りたいプログラムをスケッチします。
そのあとに、バイナリーから出力を選択してバイナリーファイルにします。
バイナリーファイルを変換
次にuf2convというモノを用意しましょう。.binというバイナリーファイルをuf2ファイルへ変換できます。
方法は簡単です。
githubからデータをダウンロードします。
あとは書いてある通りに、ufconv オプション 【バイナリーファイル名】
で変換します。
あとはPicoの書き込みモードを呼び出し、先ほど作ったファイルをコピーします。
すると自動的に再起動され、繰り返し処理のプログラムが開始されます。
linuxでの方法
どちらもlinuxで使えます。thonnyはpipやaptからもインストールできます。
Arduinoは公式からLinux版を選択して導入できます。
終わりに
お疲れ様でした。
パソコンなしで動かしたい場合はこれ以外にも選択肢があります。
今回はPicoによっていますがArduino IDEを使うならUno互換機を使うほうが簡単だったりします。
(*´ω`*)楽しんでください。
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