ラズベリーパイの専用カメラユニットを使っているかたで、JPEG+RAWファイルをRAWへ変換できなく悩んでいませんか。
JPEG画像だけでなく、できるだけ高画質な状態で保存したいときもありますよね。
オプションでRAWで記録しても結合している場合RAWファイルとして認識してくれません。
ただ容量のすごい大きなJPGファイルだけならに意味がありませんね。
なんとかしてDNGファイルへ変換できたら、先に進めるのに・・・。
そんなあなたに、PiDNGというものをつかって汎用性のあるDNGファイルへ変換する方法があります。
プログラミングに慣れているかたは公式にある数値を使って分離できるのでしょう。
わたしも初心者に毛が生えた程度の知識と技術しか持ち合わせていません。
わかりにくい説明もあると思いますが、初心者のかたのつまづきの解決ができればと思っています。
この記事ではJPEG+RAWファイルをDNGファイルとして変換する方法のひとつ、PiDNGを使った方法を紹介します。
PiDNGを導入
変換にするにはPiDNGを使用します。
使えるカメラの種類はgithubに記載されているとおりです。
OV5467(Raspberry Pi Camera Module V1) |
OV219(Raspberry Pi Camera Module V2) |
OV5467(Raspberry Pi High Quality Camera ) |
わたしの場合はOV219のv2.1を使ったJPEG+RAW画像でしたが、問題なくDNGへ変換できました。
Raspbian OSを使った場合
ラズベリーパイ用のカメラなのでRaspbian OSを使います。
コンソールにて
python3 -mpip install PiDNG
で導入。
あとはスクリプトを記述します。
PiDNGを使って変換
githubにあるHow to use通りに必要なものをインポート。
実行するだけでDNGファイルが出力されます。
簡単でした。
試しに記述してみましょう。
from pidng.core import RPICAM2DNG
d = PRICAM2DNG()
d.convert(‘変換したいファイル名.jpg’)
保存して実行するとDNGファイルが出力されます。ファイルと同じ場所に変換したい画像ファイルを置いておくことを忘れずに。
ちなみにPythonのバージョンは3.7.3。
確認に使ったのはThonnyです。
最後に
うまく使えばまとめて変換したり、撮ったらすぐに変換したりもできそうですね。
わたしはこれを応用して高画質な野鳥カメラを製作しています。
みなさんも楽しい工作ライフを。
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